Thursday, April 14, 2011

碧痕63 ghost,ethos

63 ghost,ethos
 到達・保存の衝動が擬態を鎧って疚しさとなって潜伏するゴーストの祟り返しとしてのエートス、媒体性が打ち消されてエートスのかかった到達・保存の衝動は法則的、歴史的でしかない。
 予期としてのゴーストがかかることなくして光のどの相も出現しないが、光が眩惑的に別の相を以て現象する、そのことに面することにはエートスがかかっている。探求のエートスが果てしもないのは、ゴーストのかかる(出現すると同時に潜伏する)奥行が、エートスのかかる(隠れていたものが顕れる)奥行に覚醒して、隠れていたものが顕れる効果が解け、しかもこの解除の魅惑(忽光)の源泉がゴーストのかかる奥行ではなくエートスのかかる奥行であるかのように転移修飾してしまうからである。
 光が物質に出会ってエネルギーを渡して消滅する、といった擬態の水準の効果には、エートスがかかっている。ゴーストが素材を間に合わせて、その予期(エネルギーとしての形式、命令)が即興的に具体となって出現すると同時に潜伏する化の水準の効果にはゴーストがかかる。ゴーストは、エネルギーの示現する形式としての光のようなものではなく、光のみならず有りと所有る具体が出現するために潜伏する形式である。しかも疚しさとなって潜伏する支配である。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home