Friday, January 27, 2012

碧痕149 子供たちは、ある日「Alien」を

149 子供たちは、ある日「Alien」を
 子供たちは、ある日「Alien」 をスクープする。Alienは遍在し、振り切ろうとしても振り切れない。
 これは、二重の隠喩である。1具体は、その媒体性から離脱していたかのように擬態を解いて連れ戻される。2ghost (の潜伏)は、具体が擬態の気配を消しても不随意に漏出して薄気味悪く迫る。隠喩であるために、化は、寄生体としてのAlien の幼虫とhostとしてのヒトに分割される。
 本当の持主の接近に感応する限りで宝物が光り出すように、本当のhost(宿主)が接近しなければAlien は悪夢とならない。
 「Alien」Ⅰ、Ⅳで、振り切れないAlienが暗い宇宙空間に叫びそのもののように吸い出されていくのは、絶滅ではなく、棲処としての暗い宇宙空間そのものに(時間を犠牲にして)膨れ上がるのである。
 いつか、暗い宇宙空間そのものが宙に浮くのをスクープするのは誰か。

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