碧痕167 隠喩の気配が消える
167 隠喩の気配が消える
この世のものは、忘れられないものの隠喩的出現(化)であるのに、その隠喩の気配が消える限りで、そのことを忘れる。
その限りで、この世にあるはずのない「写真」というものがこの世のものになる。「写真」は、それが隠喩的出現の隠喩であること(隠喩的出現をうつす媒体であること)を忘れる。「写真」の意味が霊(忘れられないもの)をうつす媒体の出現であることを忘れ、この世の何かの提喩的出現(模写)が被写体を忘れないための痕跡として被写体から隠喩の気配が消える。
この世のものは、忘れられないものの隠喩的出現(化)であるのに、その隠喩の気配が消える限りで、そのことを忘れる。
その限りで、この世にあるはずのない「写真」というものがこの世のものになる。「写真」は、それが隠喩的出現の隠喩であること(隠喩的出現をうつす媒体であること)を忘れる。「写真」の意味が霊(忘れられないもの)をうつす媒体の出現であることを忘れ、この世の何かの提喩的出現(模写)が被写体を忘れないための痕跡として被写体から隠喩の気配が消える。


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