碧痕249 中間を突破しない光
249 中間を突破しない光
魂は実在するか、という問は、外宇宙(天空)より飛来するもの(天使)は実在するか、という問と同じく、どのように関係するのか、どのように打ち消す関係なのか、と問うべきなのである。魂は、その位置がおかされる限りで浮上する裂目である。それは実在性の崩壊であり、平均性や提喩性のエラー状態であり、中間を突破しない。地上のもの(の運動)は平均性や提喩性を媒質として定位して、実体や位置は認識に属するが、場所を占める日常性の根底(すなわち連続性の根底)である擬態能の、その打ち消す力がおかされて、擬態の気配が消えない限りで魂は気配づくのである。
「博士の愛した数式」を博士がeternal と呼びかけるとすれば、すなわち、しき波が 人ナド(博士ナド)ヤッテ来ナクテモ というように打ち寄せているとすれば、それは、平均化や種差で種が完成するような打ち消す力がおかされて気配づくもの、その、中間を突破しない光(実在性の崩壊)に被曝して、模写発作に襲われているのである。


0 Comments:
Post a Comment
<< Home