Friday, February 01, 2013

碧痕272 位置異常の潜勢

272 位置異常の潜勢  「どこかであやめの花を見たような紫色の色彩の思い出が瞼の中を流れる」(「放浪記」)は、ことだまの発見であるが、それと知らずにいる。一方、「愁」や「悶」に発見した「心」が、心臓にではなく肺臓に属していて、胃袋や生殖器官がそこへ放浪していく、その器官の位置異常の潜勢が「放浪記」を吐き出す駆動力である。

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