碧騒297 再発
297 再発
個体性の解脱としての平等ではなく、あるはずもない個体の平等を平均化を以て(更には貨幣に換算することを以て)目指すdemocracy の、その慰めは転移発作的な錯誤であるが、慰めの根底には優越の衝動が疼いていて、過剰や欠如、逸脱、分布の周縁は悪徳であるかの如く希釈され矯められ、取り返しがつかない。
つまり、個は種が出現するのに必須であるが種は個を取り返してはくれないことが、国語の水準でも呼び出されて再発するように、統治の水準で再発、展開しているのである。


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