Tuesday, April 23, 2013

碧騒299 何か漠として安堵する

299 何か漠として安堵する  精通しているとまでは言わぬまでも馴染みのあるものに触れると、それと知らず何か安堵する場合と、それと知って何だと安堵する場合とがある。基督教圏の知の能力が「進化の起原」に触れた折に、その衝撃は、見かけとは違って、それと知らず何か安堵しているかに思える。というのも、進化の気配に接して、それが薄気味悪く迫る限りで、源泉の最終状態が偽・全体・場所と区別がつかないままにエロヒムに呼び出しをくらう如くであるからである。個体は、最終状態の欠如として場所を占め、出来事になるが、場所が解ける横溢に(精通しているのではないが身近なものの露頭に)それと知らず何か安堵するのである。

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