Friday, April 26, 2013

碧騒300 振り返るプログラム

300 振り返るプログラム  進化のプログラムの中にその進化のプログラムを呼び出すrecursion を考える。その進化の途上で出現した個体が、呼び出されたプログラムの同じ位置に出現した個体と同一であることは証明できない。しかし、同一の個体であるかどうか分からないが「回帰」の気配(呼び出しをくらう気配)も消せない。「回帰」に認識は追いつかないが、それは廓然として覚醒する。  一体、進化のプログラムは、そのようなものがあるとして、そのプログラムを振り返って認識することが含まれたプログラムであり、ヘーゲル的なものの再発である。振り返ることは、極端に私的な転移発作であり、しかも覗き穴が盗まれるのであり、物語る窃視の、その二重の焦点が発動するのであり、或いは、恵まれるのである。  それは、イヌが催眠術にかかっているように振り返り、押しなべて振り返る身振りがそうであるように、薄気味悪く迫る。つまり、それは脅かすのであり、プログラムそのものを改竄するプログラムに呼び出しをくらうのである。Augstinus の「告白」は、そうしたプログラムに恵まれかかっているのである。

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