Sunday, December 22, 2013

碧騒380 遡上の分岐、再発

380 遡上の分岐、再発  遡上は、川上へ向かうことと海へ出ることとに分岐する。度忘れ状態で予期されている世界の終わりへ出るのであり、この最終状態とは種の覚醒である。それは、狭霧がわくように息吹かれていて懐疑じみている。スサノヲが決定しない(まつろわぬ)のは種が暴れる胴震いであり、海辺へ出たオオクニヌシが吹き替えられているのもその精である。個は種を代表しようとし、種は場所となって潜伏するか、あふれ出すかの間に胴震いする。どの衝動も「物へゆく」か物の虚脱かの間に胴震いし、この胴震いの、百重波重波の邪悪な決定不能をスサノヲは保存する。更には、葦牙ノ衝動を百重波しき波に、いや継ぎ継ぎに細分、分節、再発しないではいない。

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