Tuesday, March 04, 2014

碧空404 スコトプリゴニエフスク

404 スコトプリゴニエフスク  小さな町、スコトプリゴニエフスクで、アリョーシャとリーズと、二人が同じ夢を見る。アリョーシャがリーズを尋ねていくと、リーズがアリョーシャに夢(悪魔が部屋の隅から出て来て増えてのさばったり十字架に俄然怯んで後ずさりしたりする(子供の指をぜんぶ切り落として壁に釘づけに磔にする)陶酔と葛藤)を告白するが、アリョーシャも同じ夢を見たと告白する。  この夢は筒抜けになっていて、或いは盗まれていて、その腹話は、告白、恐喝、精神分析の区別がおかされている。  1 アリョーシャとリーズの占める位置は定まらないどころか、リーズを尋ねていくアリョーシャはリーズに入れ替わってしまうが、その瞬間、アリョーシャがリーズを尋ねて来る。スコトプリゴニエフスクは絶対空間が瓦解しかかっている。  2 アリョーシャが襲われているのは既視感で、スコトプリゴニエフスクの絶対空間は瓦解している。  1は、純粋な殺人では犯人は殺された者に成り澄まし、犯人が殺しにやって来るのを漠として待つことになる、あるいは、記憶喪失と引き換えに若返り、若返りと引き換えにタイム・スリップした自分が自身に追いつこうとする漠とした破局の予期、などと同じく2の断面(中間突破の頓挫)である。  2は、「同じ夢」と分節されたものが四重指示的である。顕在内容が寸分違わぬ夢、潜在内容が同じ夢、この訪問が夢で見た展開と寸分違わない、そして、何処デモナイ最終状態である。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home