碧空441 不随意の解離、不随意に解離しない
441 不随意の解離、不随意に解離しない
日常性の獲得は、不随意に打ち消す技術の、その最高の達成である。この技術革新(解離)は世界を変えるが、その不随意の擬態が解けること(解離しないこと)も世界を変える。
時間は空間に影のように平行する。種も個に影のように平行する。空間/時間 個/種と表示することにして、b/aは比例ではなく、aがbに化けて出てbの影となって潜伏し、aとbが解離することを表す。bは直しさ、寿命、程度、「私」を鎧う。物/場所、場所/意味、意味/しるし、しるし/物、というように、a(現実)とb(影)の値は変わるが、それは、現実や影に階級があるということではない。
物、場所だけでなく、意味やしるしが実体の如く迫るのは、この擬態のためではなく、解離しない(擬態の気配が消せない)からである。


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