碧空455 しるしづける発作
455 しるしづける発作
国境を越える基督教は諸民族の神々を均す道を進んだ。それは放浪するユダヤ民族の神が散文化して、生き延びる道が分岐したのである。
分化は種子の入れ子状態の緩慢な試みである。そのままでは中間突破しない。中間突破の方法は、交配して平方根を出すことや、分化した器官の平均値を出すことである。
本物のモナリザといえどもその同一性は平均値であり、贋作や複製と本物の平均根が予定調和的なモナリザを代表することでモナリザは遍在的に生き延びる。さもなければ、モナリザは中間突破に頓挫して隠れてしまう。本物のモナリザを切り裂いて罰じるしをつけることの戦慄は、隠れてしまうモナリザを展翅しようとしてしるしづける発作に出てしまうのである。それは、袖触れ合う隣人である吸血鬼に十字を切るようなことである。これは、隠れてしまうモナリザ、吸血鬼が、罰じるし、釘づけの十字を現実にするのである。


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