碧空486 隠すように暴く
486 隠すように暴く
他殺が擬死のエラーである自殺の転移発作であるように、他の誰かを拷問にかけることも、表面の症状が変わったに過ぎない。隠れなさに狼狽して自白に駆られたり、自らの身体を折檻する苦行に駆られることの、まるでエラーのような転移発作である。
告解の制度では告白と聴聞が分業し、「強制収容所」では自白と拷問が分業する。精神分析では、「無意識」というものの気配がすることの隠れなさに曝されている。それはつねに、隠すように暴く。
碧痕1~286 碧騒287~402 碧空403~
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