Tuesday, March 17, 2015

碧空530 四層の現実>影

530 四層の現実>影  「希薄な場所」の場所は、意味である。「希薄な場所」は場所が宙に浮く半陰影ではあっても、この反省に於いて、「希薄な場所」は「希薄な場所」の影としての意味を占めるのである。  同じようにして意味が現実になるために落とす影(場所)はしるし、しるしが現実になるために落とす影は物、物が現実になるために落とす影は場所である。物>場所>意味>しるし>物というように場所(影)の相を次々と変えて捕食連鎖の如くであるが、それぞれ現実であると同時に影なのではなく、現実であるか影であるか、の離接である限りで、この四層の現実>影は擬態の気配を消す。  その限りで、宙に浮いているはずの「希薄な場所」も場所(意味)を占め、隠れていたものが顕れる効果に包まれる。しかしそれは、擬態の気配が消えている限りであるから、「希薄な場所」を現実にする意味も宙に浮くことになるが、こうした探索は、擬態であることが秘密ではない(ゴーストがかかった)隠れなさとは違って時間がかかっている。

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