Saturday, October 10, 2015

碧空625 中心の症状の忽然とした消失

625 中心の症状の忽然とした消失  Abraham を蔽う隠れなさはJesus Christが鎧う暴かれなさに零落し、しかし世界が延長するための大きな顔と朝の光と名を呼ぶ声が蔽いかける中心の症状、中心の呪術を、いつでも(一瞬にして)世界の終わりが(隠れなさが)蔽い返す。  Quinn のNew York(「City of Glass」P.Auster )のstreets のカオスにも、Old Ben(「The Bear」W.Faulkner )の、時計も磁石も失効する人跡未到のデルタ(sudden dimensionlessness,sudden weightlessness)が潜んでいる。道に迷いようもなく三つ目四つ目とくっきり数えられるのに道を見失い、それっきり行方知れずになってしまいそうなその寸前で次の通りが(Old Ben の次の足跡が希薄な空気から生まれ出るようにして)順次Quinn に現れて来る。地上のNew Yorkとは別の次元の地下的な目的が(キングコングが何か処女性のようなものを守護するために巨大化した収縮体であるように)種や全体としてスロー・モーションで自らを想起するが、従って自らを忘却する。

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