Wednesday, October 14, 2015

碧空628 絶滅種、不断の履歴改竄

628 絶滅種、不断の履歴改竄  Jesus Christが弟子たちの間に出現する隣人性は、或る言葉の発話と発話の間に出現しては逃れ去る意味に酷似している。Jesus Christも意味も、「私」というものも、その存在は自明ではない。意味の出現は鏡像のように汎フォーカスで他の誰かを要請している。  絶滅種の如き意味と言葉は、失語症のように一般性が保持されない場合である。言霊は、言葉の威力などではなく、霊的なものが次元減衰した断面である平均性が解けて、言葉と意味が解離しないのである。言葉が機能するのは言葉の意味の個別化と一般化が解離している限りであり、それは不断に平均性の更新のために他の誰かを要請している。  Jesus Christを地上のものにするために打ち消された地下的な目的は零落して種か全体として自らを想起する、従って自らを忘却するが、袖触れ合う隣人を単に要請するだけでなく、入れ替わって不断に履歴改竄する。  「私」というものは矛盾している。それは、覗き穴のこちら側でひっそり窒息している「私」というものが、その希薄さに面して希薄でないように呼び出されたがっているのである。隠れ過ぎた隠れん坊がすごすご出て来るようなものである。

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