碧空662 Sphinx,DNA
662 Sphinx,DNA
運命と道徳の区別がおかされる収斂点は分岐点でもある。
犯人を探す者が犯人である、と判明するに至る収斂が記憶喪失からの回復と一致することは、解かれなければならない問としての運命と解としての運命のSphinx複合の、運命の次元から道徳の次元への転位である。オイディプスの犯人探しも記憶喪失を媒質としていて、流されたオイディプスは初めから記憶喪失を媒質として呼吸していて、しかしその幽霊性が希望の症状なのである。
解かれなければならない問としての命令に呼び出されて、その解(従って化)に面して、そのことの記憶喪失を含蓄した場所や時間が陰謀が包囲するように潜伏するのではなく、潜伏したまま姿を現わして、問の媒質性と解の媒体性が交錯する存在がSphinxであり、SphinxとDNA はparamorph である。


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