碧空842 もの遠く奇妙な感じ(自明振るが何か届かない)
842 もの遠く奇妙な感じ(自明振るが何か届かない)
神的Erosが姿を現わすことは、いつまでも1にならないで震えるのである。形(なり)とは、代表であり、霊的形式を贖うのであり、仮初めの埋め合わせである。
化や擬態の、凡そmetamorphosis の、奇妙な感じは、凡そ仮初めであることは復讐的で、自明なこの世が自由より自由、すなわち霊的であることに被曝するからである。この世を忍ぶ献身状態はまるで「自由意志」で、この、息衝き余るくぐつ状態の奇妙な感じ、反直観は、代表や埋め合わせることの反語性のためである。人形浄瑠璃がもの遠く、奇妙な感じがするとすれば、物自体や「私」などという擬態を鎧うことは暴かれないために自明振ることだからである。
「目には目を」も「色即是空」も1=0.9 ・・・の奇妙な感じ、問としての反直観の例解である。


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