碧空917 「カタログのアリア」(Johannes Chrysostomus Wolfgangus Theophilus Mozart)
917 「カタログのアリア」(Johannes Chrysostomus Wolfgangus Theophilus Mozart)
ビッグバンがこの世に闖入することで、ビッグバンの「壁に写る影」は世界の終わり、「世界の終わり」がビッグバンの場所であり、同時である。
ドン・ファン的なものは、究極の隣人のように、究極の女性が誰と入れ替わっているのか分からない、すなわち、個虫が部分の振りをして「世界の終わり」を誘ってしまうことである。1003の遠心分離は同時にして、同時であるが、自食してまるで進化するような「カタログのアリア」なのである。
この「世界の終わり」はまるで母体のようで、洞窟の遠近法( Leonardo da Vinci)のように「この世」の場所(壁に写る影)である地獄が気配づいて半具体にまどろんでいる。半具体にまどろむマリアは何をしたらいいのか分からないように何をされたのかも分からないが、これは実はドン・ファンに起こっていることでもある。有性生殖的には普遍的なものが偶然の個の振りをする瞬間しかなく焦燥し、無性生殖的には個虫が部分の振りをする世界は終わっていて焦燥する。


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