Saturday, January 14, 2017

碧空929 小さな旅、世界の終わり

929 小さな旅、世界の終わり  その土地の眺望の、遠景、中景、近景に遠心分離した視覚的、あるいは歴史的な景色がタイム・スリップするように同一の平面上に集まって来て、遠くして近い裂目のしるしであるように画面に土地の眺望の霊的要約が思想や気分に、言葉や音楽に変換されて現れる。こうした、どんな出来事も一隅も同時なものにする裂目が、世界の終わりである。  世界の終わりは、絶景ではあるとしても遠近法的な眺望ではなく、その逃げ場のない空中跳躍には、普遍的なものに誘惑される試煉、懲罰という夢想に誘惑される試煉、そして魅惑や救済が遠心分離しないで集中し、逃げ場のない狼狽からの落下と零落と空中跳躍は区別がおかされている。

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