Sunday, April 02, 2017

碧空981 リンダの反面、ユーラの仮面

981 リンダの反面、ユーラの仮面  男はユーラの、青海原の自家生殖の器官の延長で、外在の(雌雄異体の)振りをし、ユーラの自殺性は、擬死のエラーで奥行があるかのようにつづく。それは、奥行のない鏡が奥行を映し出す、その鏡の枠組があるのになくなるような解離というもの(遠近法)のエラーで、移動には場所がかかる。  聾のリンダの独身性は、最初の気配が(消えて)世代交替の振りをして瞬間しかなく、奥行がないかのようにつづく。それは、自家生殖の気配が(消えて)雌雄異体の振りをする擬死の瞬間に免疫ではなく、冒されまいとして聾であることの静寂が自家生殖の内蔵を洩らしてしまう。  ユーラはリンダの反面であって、リンダはユーラの仮面なのである。リンダの帰郷は、雌雄異体が自家生殖に振れる遡上で、その零度の沈黙のために擬死のエラーが聾となって話すのである。(碧空980)

0 Comments:

Post a Comment

<< Home