碧空1033 擬似脱皮
1033 擬似脱皮
運命の鬱勃とした抽象の「見てはならない影」が過去の相であるのを見てしまい、狼狽の効果から転移発作として、慢性的に死を遠避けようとする習性が本能から脱皮するが、この日常性は、脱皮の振りをするのである。雌雄異体の(現在が広がる)気配の「壁に写る影」が雌雄同体の(現在が閉じる)気配であるのに狼狽して、雌雄異体の双子が生まれ出てしまうようなものである。
この双子は、雌雄異体に脱皮したかに見えるような遠近法(現在の広がり)に包まれて、移動するのに時間がかかる振りをするが、見てはならない「壁に写る影」を見てしまう葛藤の隠喩で、何か恐れるようにしてあざ笑う精神と生殖の擬似脱皮(再発性)、種が個の振りをし全背景が前景の振りをするが(というよりスルタメニ)いつの間にか跡形もなく崩れてしまう日常性の、その、脱皮する振りをする習性の(自食的に若返る)ヒステリアである。


0 Comments:
Post a Comment
<< Home