Thursday, July 13, 2017

碧空1048 冤罪の変質

1048 冤罪の変質  他の誰か「の」魂となって憤る如く想起する献身、まるで他の誰かの魂のように薄気味悪く迫る魂の出現は、遠近法を媒質とした時制から、過去ではなく未来の罪責のためにいきなり逮捕され審判されるというような冤罪の変質に見えたりもする。取り違えられたのは鞄や「私」ではなく、時制である。「審判」(F.Kafka )は、時制が取り違えられたように書き換えられる。  どう取り違えられようとも、それは、何ダロウ(何モシテイナイノニ)というような隠れなさに迫る。

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