碧空1119 MOON WALK37(魂の日常)
1119 MOON WALK37(魂の日常)
隠れなさが公然とは何かまるで違って極端に私的であるように、遠近法が解けた裂目のような瞬間が瞬く間とは何かまるで違って真を写さない擬似過去の、目配せの気配、それが魂の覚醒であるが、魂が鎧っている擬態が解けることは隠れていたものが顕れる効果とは何かまるで違って、魂の本当の持ち主が分からなくなり、魂というものが疑わしくなっておどろくのである。
魂が繰り替えし、強迫的に戻っていく「私」というものの習慣性、習性としての「私」が種の夢を想起する限り、遠近法に包まれた文法そのものである日常性に於いて、目的語は主語の擬態であるが、擬態の気配を消している。
問としての主語は解としての目的語を場所となって映し出す。日常は、こうした問と解から出発してどこまでいけるかの演繹強迫で、写真強迫に通ずる。


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