碧空1135 MOON WALK53(超絶医療、それとも復讐的な香り)
1135 MOON WALK53(超絶医療、それとも復讐的な香り)
二足歩行の「壁に写る影」が飛行であることの発覚は、Hightower の仙術、窓辺の瞑想が、大気を太古に(同時に)世界の終わりにするようなもので、離脱していないのに連れ戻されるというふうだが、この大気の変容は、時制が取り消される気配である。
Hightower の仙術は、屋根裏部屋に繰り替えし戻って自らトランクの中身になる。こうして、自ら自らの祖先になることは、予定の時を過去の時に設定する。その、殆ど1(しかし)いつまでも1にならないmetamorphosis は、とり返しのつかなさを、ではなくとり返しのつかなさが埋め合わせる超絶医療すなわち救済である。ただ、トランクの中身や瞑想の窓辺に何か(Christmas の存在のように)復讐的な香りが漂い、閃くとすればそれは、「壁に写る影」が異類である鶴女房が他の誰かとなって話してとり返しのつかなさを埋め合わせるように振れているからである。(MOON WALK43~46)


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