Thursday, December 28, 2017

碧空1160 MOON WALK78(Christmasの鏡像、の覚醒)

1160 MOON WALK78(Christmasの鏡像、の覚醒)  Miss Burden は黒い牝のSPHINXとなって全貌を現わすはずなのだ。それが大あくびのように口を目一杯にあけて見えるとすればそれは、目を潰しても目が叫びとなって大きく見ひらいたChristmas が自らの鏡像に出喰わしたのである。薄気味悪く迫る隠れなさ(nowhere to hide )に覆われて模写とも転移ともつかぬ発作が音のない叫びとなったChristmas が、蒼然とした(もしかすると、とっくに崩れているのかも知れない)屋敷の闇に写り込んで、半ば認識されたといふうだ。  長い流浪がいつまでも自由にならないのは自由の影(種の夢)に導かれているからであり、その致命的な幽囚性に感応して、混合種が、Christmas の鏡像が、壁に打ちつけられた鏡の破片に屈折して覚醒する。全貌を現わすはずの黒い牝のSPHINXが長い孤立と長過ぎる清教徒的な純潔を鎧って知らぬ間に待ち侘びるように守護していたのは、本当の持ち主が接近すると覚醒するはずの、この鏡像なのである。(MOON WALK77)

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