Wednesday, January 03, 2018

碧空1164 MOON WALK82(迫るCHRISTMAS)

1164 MOON WALK82(迫るCHRISTMAS)  「間男なくして受胎のない」EROSが、自由の影(運命)に屈折し、その、折り畳まれた褶曲が哺乳類の気配を展開して、究極の混合種であるはずのChristmas に祖父と祖母が異体で名乗り出て来るのは、チューブから絞り出されるペーストのように脱け出すとも忍び込むともつかぬChristmas の極端に私的な流浪が知らず知らず導かれていた遡上とは、まるで何か違う。それは、Christmas の緊張や苦悶や闘争(complete privacy)が注釈もなく疲労や眠気や空腹に変換されてあっさり片付けられてしまうようなもので、普遍を疑わないのである。  しかし、狐憑きの展翅も同然のChristmas は普遍を疑うはずだ。Christmas が盲目に寄って集った白人のリンチを恐れないのは、CHRISTMAS が秘儀じみていてリンチに冒されないどころか、リンチは秘儀じみて迫るCHRISTMAS の(迫るための)変装だからである。(MOON WALK80、81)

0 Comments:

Post a Comment

<< Home