Monday, January 15, 2018

碧空1172 MOON WALK90(ふしぎな黄昏3(イツノ間ニカモウ一人増エテイル!))

1172 MOON WALK90(ふしぎな黄昏3(イツノ間ニカモウ一人増エテイル!)) イツノ間ニカモウ一人増エテイル!というような物語る目は、主語と目的語を解離し、主語は述語に変装して、その、可能と自発と受身と尊敬が分離した遠近法に嫉妬のように(というより、嫉妬のままに)居合わせる。物語る衝動の起原は、呼び声の正体、注釈、屈折である嫉妬なのである。  それは、所有ということを失う危険を冒す模写発作であるが、この発作を組成する動顛が怒り、恐れ、悔いに遠心分離した時制に包まれる限りでは、動顛すればするほど回避しようとする悪は迫ることになり、この三態の時制が収斂して嫉妬が迫る限りで、回避しようとするのであれ黙従するのであれ運命は変装したり迂回しながら突然大きく膨れ上がって迫ることになる。  三態の動顛が三態の悪を嗅ぎつけるように、運命を嗅ぎつけるのは三態の動顛と悪と時制の収斂すなわち嫉妬である。運命が膨れ上がって薄気味悪く迫るのは、運命に程度のようなものがあるというのではなく、何よりも身近で何よりも疎々しく、いつの間にか殆どもう一人増えていて(しかし)いつまでももう一人にならない決壊、無我も同然の決壊である。

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