碧空1192 MOON WALK110(「アブラハムや、何処にある!」)
1192 MOON WALK110(「アブラハムや、何処にある!」)
「アブラハムや、何処にある!」は疑問ではなく要請であるから、アブラハムを探す振りをして呼び出すのである。つまり、憤怒の仮装(従って)主体の関心と情熱の、迫るための変装である。
貨幣が流通するのは、その埋め合わせの正体が暴かれないように守護するかのように変装しまくるのであるが、この躁状態の変装の突然の麻痺(すなわち)価値が極端に私的になって閉じこもる恐慌は、凡そpanic-scene がそうであるように隠れない。
Dracula は主体の関心と情熱(隠れなさ)を客観に転写して公然とならない。公然として「私」を脅かす鏡像も死体も持たない。それゆえに人殺しを以てPanic(undead状態) を埋め合わせようとする。憤怒はこの世のものとなって留まるために法則や様式、儀式といった道を探すが、懐疑そのものである弁証法を通って導かれるように奇怪にもDracula はPanic を通って導かれる。


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