碧空1196 MOON WALK114(自ら自らを追い越す症状を客観に転写する)
1196 MOON WALK114(自ら自らを追い越す症状を客観に転写する)
暗示が場所となって潜伏して暗示を映し出す主語が主語を映し出す場所と解離する限りで主語に私的価値が出現するが(すなわち)述語に仮装して(個を超えて)私的価値が罰せられるPanic は、客観に転写すると生贄に見える。鶴女房の症状は、種を超えるのではなく、個を超える(と同時に)個の出現の暗示である。私的価値の、その難度が取り消されてしまう凌辱なのである。
三体のクローンを代表した女体が、ムーア人に凌辱され黒い嬰児を孕み黴毒を染された変貌振りを(ヘンリー・バーリンゲームが変装や策謀を解いて見せるように)解く告白がエベニーザーに届くことは、三体のクローンを通して受胎告知が襲うようなものである。この告白を聴聞する(発信と受信の)分業が騙られる危険を冒すことであるのは、教師バーリンゲームが弟子エベニーザーに変装振りを解いて見せる危険の如くである。しかし、漠として予期していたことのみが(思いがけなく)この世のものとなって気配づく。教師と弟子の間が決壊してlearn とunlearn の区別が揮発するのである。
物語の三重の仮装と遠心分離は、この揮発へ駆り立てられて自ら自らを追い越す症状が遠近法を身につけて客観に転写されているのである。


0 Comments:
Post a Comment
<< Home