Tuesday, February 27, 2018

碧空1201 MOON WALK119(魂というものの奇怪な衝撃、あるいは献身の発光)

1201 MOON WALK119(魂というものの奇怪な衝撃、あるいは献身の発光)  「私」というものは、つねは自明な振りをしていて突如何か違う、というよりまるで何か違う。その異和感は襲って来るかのようだが自ら自らに襲いかかるのであるから空を切る、というよりそもそも迫るのでも襲うのでもなく、不易で何か一貫していて連続していた気配が(連続する振りをしていたかのように)崩壊するPanic 、というより跳躍とでもいうのか。  この異和感は、「私」というものが自明である限り起こるはずもないタイム・スリップ、とでも呟きたくなるような気配であるが(思えば)これは魂の気配ではないか。  魂がタイム・スリップするというのではなく、魂の気配そのものがタイム・スリップの気配なのであり、爆発的な現在の広がりが時間の崩壊であるような跳躍なのである。  この跳躍の気配は、私的価値を罰するような献身、他の誰かとなって想起する献身であることが覚醒して驚かせる。というより、自ら自らを追い越して驚く(覚醒する)、というふうだ。  その衝撃その発光は、「審判」(F.Kafka )の、あの変装あの覚醒である。

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