碧空1209 MOON WALK127(OLD NICKの宙返り)
1209 MOON WALK127(OLD NICKの宙返り)
鏡が鏡像になろうとして殆ど鏡像(しかし)いつまでも鏡像にならないように、犯人は死体になろうとし、精神は症状になろうと次元跳躍するそばから振動して、死体が犯人になろうとし、症状が精神になろうとして、いつまでも犯人や精神にならない、というようにいつの間にか客観に転写されて反転してしまう。
症状が精神を映し出すことは精神を客観に転写して探し、この世のものが種の夢を映し出すことは種の夢を客観に転写して探すのであるが、それは、精神や種の夢が打ち消されてこの世が疚しさや焦燥となって疼くのである。
同じようにして、死体が犯人を映し出すことは犯人を客観に転写して探し出そうとするのであるが、打ち消されて潜伏した犯人は王の如く擬死を鎧い、責められるのではなく責める。


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