碧空1240 MOON WALK158(陰謀の反直観性)
1240 MOON WALK158(陰謀の反直観性)
復活とは、追跡を躱して他の誰かとなって旅立つ効果である。この、前触れる陰謀全体の痕跡、陰謀全体に潜むようにして陰謀全体を代表することが、出来事のようにもしるしのようにも見えるのは部分と全体の間となって客観に転写されている限りで、個と種の間に主体が出現する限りでは、その間が解離するしないに応じて現実のようにも実体の揮発のようにも振動する。
つまり、復活が法則的であれば、それは個と種の間に出現する主体の振動(1=0.9 ・・・)で、罪が盗まれる限りで、復活は部分と全体の間に出現する客体の振動(1=0.9 ・・・)で歴史的なのである。誰と入れ替わったのか分からないことの効果は、盗まれた罪が人の手から人の手へ渡って行方知れずになることや、人から人へ人の姿をして伝染することであるが、いつの間にか感染が蔓延していることの猛威が客観に転写される限りで「And Then There Were None!」ということにもなる。それは、追跡を躱して他の誰かとなって行方知れずになる復活の、その位格の収斂と罪の蔓延が、最も犯人らしくないもの(例えば死体や犯人を狩る王)が犯人であるというミステリの約束(双子のトリック)に導かれて転写された反直観性なのである。
罪を解くことが、罪の鏡像が蔓延することになる陰謀の、その反直観性である。


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