碧空1256 MOON WALK174(イメージの、その位格、その、後れて来る主体)
1256 MOON WALK174(イメージの、その位格、その、後れて来る主体)
1媒体として流通するイメージ:鏡であると同時に鏡像である。その、潜伏した主体は、価値や意味や権力と同じようにして、一瞬にしてどこにもない。
2魂としてのイメージ:performance (体現、発露)の形式(form)にして、場所となって潜伏する。それは、運命が時間に変装して気配を消そうとしても、陰謀が蔽う隠れなさは自然が覆う暴かれなさに変装して犬や影のようにどこまでもつきまとう。日々の祈りじみたミステリの再生も、過冷却状態の同一のものや個というものが何かの目配せで一気に崩壊する通り魔事件やテロ事件も、漠とした気懸かりが魔術的につきまとうのである。
それは、犬や影のようにつきまとうものが何か愁訴するとでもいうように後れて来る。一体イメージの、その、後れて来る主体は、外在的か内在的か、どちらにしても不随意に析出した位格は、あるはずの予定調和的な顔面に張り憑いて、外在的なら躁状態、内在的なら鬱状態、中間なら焦燥状態である。


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