碧空1286 MOON WALK204(infernal twonessの空騒ぎ)
1286 MOON WALK204(infernal twonessの空騒ぎ)
失踪者を探しに出た者が行方知れずになる。そのことが繰り返される。「The Virgin in The Ice」(E.Peters)
変幻自在の魔法使いを探しに出た長靴を穿いた猫は行方知れずになる。というのも、鼠に変化した瞬間に餌食になった魔法使いは、長靴を穿いた猫に変化したはずだからである。
あるはずの全体としての擬似過去を代表する抽象は、現実になろうとして可能性に移ってしまう。それが、infernal twonessの二重の気分(空騒ぎ)である。
媒体性を客観に転写したしるしは、他の誰かになるまで器官を延長する技術革新としての奇蹟、姦通やミステリや精神分析の、その、引き裂かれたように癒着するシャムの双子に見える。
それはVENUS が体を張って塞ぐ穴のようなもので、覗いてはならないが、VENUS の裸体は輪郭を喪失して透明になるまで気を練る瞑想のようなもので、その、覗いてはならない影は(気を練るようにして機織る鶴女房の壁に写る影の如く)アルカンナ、アネモネ、ミント、ゴマ、オートムギ、オオムギといった薬草となって揺れているのが見えてしまう。


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