Friday, July 06, 2018

碧空1287 MOON WALK205(やり直しの要請)

1287 MOON WALK205(やり直しの要請)  霊的命令が(脱け出すように、羽化するように)現実となって解ける次元跳躍(metamorphosis )の、その可能性と現実性の関係が魂と肉体の関係と混同され、次元跳躍が魂の移住と混同される。時間を移動するタイム・スリップが映し出すのは、この混同である。  他の誰かとなって想起する献身が、魂の移住と混同されがちであるのは何故か。それが自由とは何かまるで違うのに自由も同然であるのは何故か。すなわち、現実とは、場所となって潜伏する可能性に拘束されていながら、その霊的抽象が具体となって解き放たれることだからである。  後れて来る主体がどんなに厳然と現実を受容して過冷却状態に(現在に)保存しようとも、その現実性は現実が占める場所であり、この場所とは、疾しさとなって潜伏した可能性(解明されていない予期)であるようにして、現実性と可能性が引き裂かれたように癒着しているのである。  この癒着が、凡そこの世を空騒ぎにし、気分を嫉妬にする。「私」に属するはずの夢のようなこの世が打ち寄せる海のように無関心で、驚いているのに何か度忘れしていて、後れて来る主体の届かなさ疾しさが、やり直しを要請するというふうなのだ。

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