碧空1321 MOON WALK239〈真理の不安〉
1321 MOON WALK239(真理の不安)
ヨハネがイエスの到来を前触れ、誰がイエスなのか見分けられる場合は、問と解が解離する零落の改竄というよりは、その注釈が教祖と弟子の間に敷衍され、後れて来る教祖は前触れる弟子を現実にする場所なのであるが、つまり、後れて来るイエスと前触れるヨハネは引き裂かれるように癒着したシャムの双子であるが、ヨハネとなって前触れるようにイエスが想起する、この想起が零落して霊と水とに解離するのである。この霊と水は(隠喩として)問と解を客観に転写する。
霊と水が解離しないとすれば、後れて来るイエスは廃墟に分け入ったように認識されたと感じ、しかしそれはヨハネが隠れないということなのである。
これは、真理の不安である。真理は実現する。すなわち、この世のものになる。従って真理は、鏡の鏡を躱せない。問と解が反転して、場所は底ではなく、潜伏した存在なのか、後れて来る主体なのか、真理がこの世のものになるために打ち消された罪なのか。


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