Friday, October 12, 2018

碧空1351 MOON WALK269(何か光るようなゼロ)

1351 MOON WALK269(何か光るようなゼロ)  この世のことどもの味わいの源は、あれもこれもいつでもゼロであることであるが、その、最内奥の邪悪に面して、もののあはれは模写発作的、をかしは転移発作的で、何か光るようなゼロに迫らないではいられないのである。  この、何か光るようなゼロを、繰り返し清少納言は覗いてみずにはいられない。この世のことどもは、あれもこれも空耳のようにして、忽然として何か光るゼロなのである。  そんなふうにして、凄まじいJesus Christも、空耳のように(鬱然とした真空反応のようにして)到来するのである。しかし凄まじくはあっても、何か思いがけなく何か期待通り凄まじいのであれば、その、凄まじさの内容は反転してモノに領せられた生首のように興醒めではなくなる。何か光るように味わい深く面白いのであって、それが何か光るような存在の、そのゼロの秘密なのである。

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