Monday, October 22, 2018

碧空1358 MOON WALK276(間に振動、間の関心)

1358 MOON WALK276(間に振動、間の関心)  生きる道(種の夢)は零落と落下の間に振動しているのであり、一方がもう一方を去ると同時に留まる中間性に冒されている。零落と落下の差異は、個と種が解離するか解離しないか、擬態を鎧うか擬態が解けるかであるが、その断絶や激変を間の関心を以て媒介するのが異類も同然の若さである。その変身の胴震いや宙返りは、単なる脱皮の一段階とか変態の一様態とかではなく、既視感の如く、何も変わっていないのにとり替えられてしまっている!というような中間性を代表する。  八犬士は八つの道(要請、命令)が結晶した霊玉を孕んで八房の夢が(運命となって)世界の一隅に散らばるのであるが、零落と落下の間の断絶に無関心でいられないために異類が媒介すると同時に、種と個の関係を映し出すのである。  S.Dedalus(「A Potrait of The Artist As A Young Man」J.Joyce ) が、鶴女房が異類の影を壁に写すようにして、Daedalus(Daidalos)の影を落とす関係の、その、Daedalusが疾しさとなって潜伏する零落とゴーストがかかる落下の間の断絶に無関心ではいられないで媒介する若さは、草潜る鷓鴣も同然であるだけでなく、その、Daedalusに打ち消されて異類(鷓鴣)となった弟子の潜伏と監視は、王の夢も同然のDaedalusがS.Dedalus が現実になるために潜伏すると同時に後れて来る主体の窃視の、その二重の転移修飾である。

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