碧空1381 MOON WALK299(生きる技術)
1381 MOON WALK299(生きる技術)
長靴を穿いた猫が自食の眷属で、長靴の装着はそのしるしで、変幻自在の魔法使いを(寄生するAlien の幼虫のように)孕んで食い破られるばかりにはちきれそうだということは、Socratesの「私」や今となって想起する献身の、その、去ると同時に留まる底のない中間性に被曝して足を掻く不安である。
Socratesが後れて来る「ために」毒を呷るか否か判決を分ける票数の差が、自分のことではないかのように迫る。他の誰かに降りかかっているかのように肉薄して来て自由、孤独、思考が食い破られそうな自食の提喩的技術は、後れて来る主体の器官の延長のようで、後れて来る主体が器官の延長のようなのである。
こうして、部分が全体を代表する技術は、種が個の振りをする隠喩的技術との区別をもちこたえられない。


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