Thursday, November 29, 2018

碧空1383 MOON WALK301(半陰陽の気配)

1383 MOON WALK301(半陰陽の気配)  現在の広がりが一気に収縮して閉じているのに過冷却状態の責め(「ために」)が、世界の終わりなのに「誰かがいる!」という薄気味悪く迫る気配である。それは、他の誰かであるのに「私」を鎧うという矛盾、葛藤が解離しない責めであり、極端に私的で秘密であることに追い込まれ、追い詰められているのに隠れない。  この隠れなさは、Socratesが引き出された被告発の場の公開性とは何かまるで違う。雌雄異体の気配が、極端に私的な半陰陽の気配に変脱するようなものである。それは、ウラニウムが放射線を出し尽くして鉛になるのとは逆向きの変脱である。この半陰陽は、誰にでも感じられるような奇形なのではなく、誰にも気づかれない淋しい放射能の気配なのである。  Socratesの弁明は、この責めを図らずも証明してしまうが、この、絶対の目的の覚醒は、説得や伝達とは懸け離れている。つまり、証明されたことにはならないのに、矛盾、葛藤の解離しない淋しい放射能がどこからともなく肉薄しているのである。

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