Sunday, January 13, 2019

碧空1413 MOON WALK331(種の反魂性の浮上)

1413 MOON WALK331(種の反魂性の浮上)  「ラ・カテドラルでの対話」(M.V.Llosa )は、告白とも密告ともつかない。この大伽藍は、問が場所となって潜伏する、その、後れて来る主体の効果から過冷却状態の現在が、枯葉が舞い落ちるほどの衝撃で「過冷却状態の現在」に連れ戻される、その括弧憑きの絶対の場所に被曝するのである。妥当要求は誠実も正当性も如何わしく(狼狽から)転移発作的に真性に変態しても、それは単に隠れていたものが顕れる効果から如何わしいままに、しかし、何よりも嘘じみて何よりも本当らしい(エラーのような)神託や運命とは何かまる違う。  擬似半陰陽の浮浪の人サンチァーゴとアンブローシオの対話は、Faust がMephistophelesに導かれて狐臭がするように後れて来る主体(の傍視)は失効して、大伽藍とは、狐疑猶豫の反魂性が覆いかけるスピリットである。それは、後れて来る主体の効果を追究して誤る危険を冒すまいとする科学的保留のスピリットとは何かまるで違う。それは、個と個との間に出現しては逃れ去る種ではなく、個の振りをする種の反魂性の(幽霊じみた)浮上なのである。

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