Wednesday, February 06, 2019

碧空1429 MOON WALK347(被写体のフーガ、標本の追求)

1429 MOON WALK347(被写体のフーガ、標本の追求)  被写体に迫ろうと鏡像に肉薄すると鏡にぶつかってしまうように、死に迫ろうと死体に肉薄すると、しかし何か鏡のようなものにぶつかるのではなく、死体が鏡と鏡像を兼ねていることにぶつかってしまう。つまり、すでにして死は死体との区別がおかされるような死体の場所になって、死体が種の夢(被写体)のように振る舞っているのである。  この被写体のフーガは、過冷却状態の(解離しない)現在の、その、何もかもが疑わしく(これから届くというように)世界ガ終ワッテイル!気配であるが、解離した過冷却状態の現在の、鏡像や死体の追跡は、それが宙に浮かないようにコレガオマエナンダゾ!と展翅する標本の追求に零落する。

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