Friday, May 17, 2019

碧空1494 phantom circuit 2(まるで増えるかのように消失する!)

1494 phantom circuit 2(まるで増えるかのように消失する!)  怪談としての告白をするのは、魔法使いの弟子である。それは、他の誰かの声となって届くのであるから、放浪する子宮(ヒステリア)のように放浪する人面瘡の腹話術も、恐喝じみた神託も、自白じみた推理も、精神分析も、本能の変奏である。  その伝達は、どんなに起原が移動しても届かないのであり、どの世代も服従(次元跳躍的模写)であるが命令のように振る舞う。業とは伝達ではない。しかしそれは、世界の終わりが(あるいは起原が)引き伸ばされるように命令と服従が分業し時間がかかることになる。この、まるで伝達があるかのような後れて来る伝達、時間は、擬態である。しかも、擬態が脅かされまいとするのが擬態そのものであるような擬態である。  中間が通過できないのも、命令を映し出した中間が命令のように振る舞って限りもなく中間が(まるで増えるかのように)消失するからである。まるで中間突破があるかのような後れて来る主体は、時間がかかる擬態である。それは、引き伸ばされた世界の終わりのために(限りもなく消失する時間がかかるために)世界の終わりが隠れてしまうような擬態、擬態が解けると過冷却状態の現在が脅かされるような擬態である。

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