Monday, June 24, 2019

碧空1519 phantom circuit27(おかしな響き、独白発作、独白の変装)

1519 phantom circuit27(おかしな響き、独白発作、独白の変装)  個と種が入れ替わる、あるいは解離しない位格(ペルソナ)の取り消しは、顔のないあめふらしが貝殻を体内に般若の如く孕んでいるようなものである。  これは何もしていないはずなのに、漠とした悪い気配に、何か漠として惜しい、何か漠として憤ろしい、何か漠として薄気味悪い、何か漠として届かない、何か漠として違うのである。そもそもそれは、悪いのだろうか。どうして救済などというものが響いて来るのか、それもおかしい。  こうした静かな(しかし)ざわつく混乱から不随意に(受身だか尊敬だか可能だか分からないように)自発する独白発作は、人面瘡の制御不能の自白発作のすぐそばである。  つまり、「深き淵より」浮かび上がる底知れぬ独白発作に浮きのように反応した表現の系統発生が、神託、魔法、腹話術、推理、精神分析なのである。さらに、告発的な告白(外向的)と告白的な告発(内向的)とに勾配、分割され、表現が社会的に変装して、監獄や修道院や癲狂院のような隔離の分岐が起こるのである。隔離の差異は、冤罪か贖罪か、贖罪、冤罪と贖罪の区別がおかされている、といった差異である。

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