Friday, June 28, 2019

碧空1522 phantom circuit30(魔術的な擬似半陰陽)

1522 phantom circuit30(魔術的な擬似半陰陽)  King-Kong と美女の間は雌雄異体の気配ではなく、佝僂で一つ目のコジモドと流浪の踊り子エスメラルダの間や、undead状態のジャン・ヴァルジャンと醜く骨立って小動物のように怯えているコゼットの間も雌雄異体の気配ではなく、その、天使と壁に写る影の関係の変異は、天使が地上に耐えるために奇形性や怪物性を鎧ってどう現われるかに応じた微妙な勾配である。  個と種の位格を取り消す「舌を出した般若」とは、undead状態で、その媒体性、天使性は直しさや「私」というものを疑うし、雌雄異体の気配を疑うのである。  この魔術的な擬似半陰陽の分割と展開は、壁に写る影が受肉することで、天使は眼耳鼻舌身に具体が感じられて記憶にならない、というより、この具体が想起(次元跳躍、unlearn )であることを後れて来る本能は度忘れしてしまう。天使の気配は消え、雌雄異体の気配が広がる。

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