碧空1618 phantom circuit126(猛威を取り消す猛威の発覚)
1618 phantom circuit126(猛威を取り消す猛威の発覚)
擬態が正体を現して浮上する、その、擬態の発覚は霊的発作であって、擬態の取り消しである。擬態(の発覚)は、擬態が終わるところで擬態に昇格する発作なのである。
このことは、底知れぬ命令の次元跳躍にも、系統発生的に見える底知れぬ命令の変脱にも当て嵌まる。偽も同然の無意識が精神のように振る舞う症状の発覚は、猛威を振るう症状を取り消す発作であるが、偽は偽が終わるところで偽に昇格するのであるから、この昇格発作は偽の解消ではなく、一旦は或る症状が取り消されても別の症状に変脱するのである。この、もう一つの症状は、症状に昇格しない限りで猛威を振るうが、それは発覚ではない。
このことは、偶然にも個にも、悪にも秘密にも当て嵌まる。偶然や個や悪や秘密が取り消されるところで偶然や個や悪や秘密に昇格するのである。悪も同然の精神が良心のように振る舞う偽の発覚は、偽が実在するように(従って実在するかのように)昇格するのである。
「悪徳の栄え」は悪を取り消す悪の発覚で、個も同然の良心が種のように振る舞うのである。そこでは、この、種のように振る舞う良心が「自然」と呼ばれ、悪が実在するように(従って実在するかのように)昇格するのである。「自然」がDracula やMessiah のように嘘みたいに猛威を振るうのは、その「自食性」が潜伏して「自分」となって後れて来るからである。しかし、Dracula やMessiah が誰と入れ替わったのか分からないように、それは猛威の発覚ではない。


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