碧空1620 phantom circuit128(地下の月のような衝動)
1620 phantom circuit128(地下の月のような衝動)
誰と入れ替わったのか分からないMessiah とDracula を孕んだ猛威としての「自然」の、自然な虚栄としてのmetamorphosis 、それが「悪徳の栄え」であるにしても、そこで一心不乱に頑張って貪欲からか増上慢からか発心からか藻掻く人々の人知れぬ苦悶と焦燥は、自らの生首を自らの手にして眺めたい(地下の月のような)衝動に漠として形をなさないままに照らし出されているのである。
地下が孕んだ月のような衝動とは分かっても、自らの生首を自らの手にして眺めたいのだとは想到しない。そもそも自らの、とは何なのか。生首なら、それは、「私」が終わるところで極端に私的になる、何かこの世のものというよりは何か霊的であるが、隠れたままではいたがらない。


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