Tuesday, December 31, 2019

碧空1645 phantom circuit153(禁止と誘惑の図式)

1645 phantom circuit153(禁止と誘惑の図式)  絶対の感情と後れて来る悔いの関係は、他の誰かになるまで器官を延長する輪郭喪失の危機と他の誰かに扮装する冒険の関係に応答する。  受身、自発、尊敬、可能が解離しない自然の、底知れぬ命令の、無我や不死といった秘密の絶対の感情は、他の誰かに扮装して程度でしかなくなる「私」の危機(ユーモア)に零落する。このユーモアは、のぞき穴の禁止と誘惑の図式が祟っているのであるが、その潜む影は、コンナコトニナッテシマッタというような後れて来る悔いである。  Oedipus のユーモア(「私」の危機)は、国土に蔓延する疫病の犯人を探す王であることから犯人であることへ転落することに見えるが、そもそもその両極端が「私」の危機であって、その潜む影は、コンナコトニナッテシマッタと息を洩らしているのである。ここでは、のぞき穴の禁止と誘惑の図式は運命として、塵も同然ではないように(従って塵も同然ではないかのように)呼び出されている。

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