Friday, January 03, 2020

碧空1647 phantom circuit155(禁止と誘惑に責められて祟る)

1647 phantom circuit155(禁止と誘惑に責められて祟る)  「存在」の輪郭を励起するように(従って励起するかのように)この世のものの場所となって(打ち消されて)潜伏する、その、のぞき穴の禁止と誘惑の図式として呼び出された存在は「存在」とは何かまるで違う。場所となって潜伏した「存在」であるはずなのにいつの間にか「存在」の輪郭の励起すなわちこの世のものでしかなく、そのようにして「存在」が祟るのである。  この、究極の抽象である「存在」の次元跳躍は「存在」の、「禁止と誘惑の図式」の、禁止と誘惑である。そのようにして「存在」は打ち消されない。  「存在」は「LITTLE NURSE」(Mentholatum )のように再発し、部分であるはずの掌中のLITTLE NURSEが全体であるはずのLITTLE NURSEの場所となって潜んでいるようにして、底知れない。「禁止と誘惑の図式」として系統発生的に呼び出され、禁止と誘惑に責められて祟る、metamorphosis の秘密は、「存在」が潜伏する疾しさと「存在」があふれ出すなつかしさの間に振動している。「存在」の三重の仮面性が、さざ波立つのである。

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